保護者の方へ

情報工学コースの学生支援態勢について

情報工学コースでは、1学年60名の学生に対し、専任教員2名(教授と准教授または講師)が「学年担任」を受け持ちます。担任は、他の教職員と密に連携しながら、9月と3月の成績発表の際に個別面談を行うなど、卒業まで変わることなく学生を指導します。

担任の指導は、入学式前のガイダンスに始まり、新入生が戸惑うことの多い1年生前期の履修申告の手順等も、詳細に説明します。入学式前後は、学部先輩や大学院生との交流でタテの関係を作り、新入生どうしの親睦を深められる企画を行っています。

実験や演習中心の講義では、大学院生のティーチングアシスタント(教育補助)が支援を行っています。授業中に分からない箇所があれば、TA大学院生にすぐ質問することで、問題をすばやく解決することができます。

3年生になると、進学・就職についての本格的な進路相談をはじめます。 現在企業で活躍している情報工学科の卒業生が、出身研究室訪問などで、企業で働くなかで考えることや感じることを学生達と語り合い、親身になって後輩達の相談に乗ってくれます。担任は、求人企業と学生の双方を十分把握して、就職指導を行っています。

資格取得について

情報工学コースではコンピュータやネットワークといったいわゆるICT(情報通信技術)を学びます.卒業生の多くがICT分野の企業で働いていますが,業務に役立つICT資格を取得する人も少なくありません.

ICT分野には様々な資格がありますが,大きく分けると国家資格と民間資格とに分かれます.国家資格(国家試験)は,受験者の能力を所轄官庁の国務大臣が認定します.独立行政法人情報処理推進機構が実施する情報処理技術者試験がICT分野では最も名の通った国家試験です.

情報工学コースではこの情報処理技術者試験の受験を学生に勧めています.カリキュラムは,基本情報技術者,応用情報技術者に対応するように編成されています.

安全対策について

三重大学では、南海トラフ巨大地震や津波の発生を想定して、定期的に訓練を実施して、学生たちの防災に対する意識を高めています。

学生は、日ごろの備えや災害時の行動をまとめたハンドブックを携帯しています。

また、大学病院・消防・警察・津市・三重県などと連携して、さまざまな視点から被害を少なくできるように努めています。

万が一の場合には、教職員・緊急放送システム・学生一斉メールにより、学生に速やかに指示を出して、安全に避難できるように誘導します。

もちろん飲食料品や仮設トイレ、保温シートや毛布なども十分な量を備蓄しています。

ご家族の方には学生が登録する「安否情報システム」で、安否検索をしていただくことができます。