コンピュータソフトウェア研究室学生が奨励賞受賞

情報工学専攻博士前期課程2年生(コンピュータソフトウェア研究室)の小山秀明君が、情報処理学会 コンピュータと教育研究会 136回研究発表会で、学生奨励賞を受賞しました。

10月15日~16日に青山学院大学相模原キャンパスで開催されたこの研究会には、教育へのコンピュータ利用の急速な拡大と普及を背景に、多方面にわたる学校教育関係者が参加しました。そのなかの学生セッションで、小山君の研究論文発表がたいへん優秀であると評価されました。

受賞者:小山 秀明

論文タイトル:「実行時の変数の値の変化のコード編集による変化の可視化」

論文著者:小山 秀明,山田 俊行(三重大)

発表要約:

プログラムを理解するためにはプログラム実行時の変数の値の変化を理解する必要がある.しかし,プログラミング初学者にとって,ソースコードと実行結果から変化を理解することは困難である.また,ステップごとの変化を理解するだけではなく,プログラム全体を通した変化を理解することも重要である.1 つの変数に着目したトレースとデータ依存を用いた可視化,ブロック毎の変数の値の変化の可視化,コード編集の前後の実行結果の比較,この 3 つの理解支援の手法を提案し,理解支援ツールとして実装する.

小山君、おめでとうございます!今後のますますの活躍を願っています。

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