木村文隆教授の最終講義を行いました

平成28年2月12日(金)に、本学科知能工学講座 木村 文隆 教授の最終講義を開講しました。

木村教授は1983年に三重大学工学部に着任以来、33年間の長きにわたり三重大学にて研究・教育に尽力されました。その間、統計的パターン認識に用いる識別関数の改良、光学的文字読み取りの高精度化、高精度単語認識のための言語モデルの利用、文書画像処理による郵便区分の自動化、インド文字,アラビア文字などの多言語手書き文字認識等の研究で多くの成果をあげられました。

当日は、木村研究室の卒業生、在学生を中心に87名の聴講者が訪れ、木村教授の最終講義を受講しました。

国際的な共同研究により多数の成果をあげた木村教授は「国際的な共同研究の第1歩は国際ジャーナル(IEEE PAMI)に1本の論文が掲載されたことだった。若手教員、学生諸君も臆せずにどんどんチャレンジして欲しい」と次の世代にエールを送りました。

講義後に開催された懇親会には研究室卒業生が多数集まり、懐かしい思い出話で盛り上がったようです。