青少年のための科学の祭典に出展しました

第13回青少年のための科学の祭典 2015三重大学大会が、11月14日(土)、15日(日)に開催されました。

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情報工学科からは、コンピュータネットワーク研究室が「拡張実験を体験しよう」 のブースを出展しました。

拡張現実(Augumented Reality:AR)は、コンピュータが現実世界の情報を,カメラ(視覚)やマイク(聴覚),様々なセンサを使って取り込み、処理・加工して、現実世界の表現を拡張・充実させる技術です。日ごろこの研究室では、医療面での基礎・応用技術の研究を行っています。

 

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今回の参加者には、小学生(低学年)が多いようでした。AR技術は、小学生の多くが普段から使い慣れているゲーム機にも搭載されている機能です。参加者はみんなパソコンやCG画像にもスッと入っていって、ゲーム感覚での体験を楽しんいました。

一方,展示スタッフを担当した大学生は、AR技術、原理を小学生にも分かるように優しい言葉で説明することが大変そうでした。高度な科学技術に支えられている現代社会では、専門家が一般に向けて科学技術を紹介・説明する「科学コミュニケーション」の重要性が増しています.今回の出展は、学生にとっても科学コミュニケーションの良い練習となったようです。