大学院生が国際会議コンペティションで受賞しました

本学科ヒューマンインターフェース研究室博士前期課程1年生の川口竜平君が,国際会議 The 14th IEEE International Symposium on Mixed and Augmented Reality (第14回複合現実感・拡張現実感に関する国際シンポジウム (ISMAR2015))にあわせて開催された ISMAR2015 Tracking Competition において,Off-site category Level.2 Winner と PRMU special award の2つの賞を受賞しました.

このコンペティションは複合現実感・拡張現実感の実現のための基礎技術である,カメラの位置や向きの推定(カメラパラメータ推定)をいかに正確かつ効率的に行うかを競うコンペティションです.川口君のアルゴリズムはLevel.2 (提供されたサンプルプログラムに独自アルゴリズムを組み込み,あらかじめ撮影された映像シーケンス(ムービー)全体を処理する部門)において最も高い精度を実現し Winner となりました.

同時に,アルゴリズムの面白さ・斬新さが評価され,協賛団体であるPRMU研究会から,特別賞(PRMU special award)が贈られました.

見事,ダブル受賞です.

川口君「ダブル受賞ができ,とても嬉しいです.これまで研究室で学んだ画像処理とパターン認識の知識を生かして課題に取り組みました.作成したアルゴリズムが性能でトップを獲ったことに加え,アルゴリズムの独創性でも評価され特別賞を受賞したことを大変嬉しく思います」

川口君は,11/2に福岡国際会議場で行われた表彰式に出席し,翌日の Wrap-up meeting にてアルゴリズム紹介を行いました.

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