専門科目「情報工学特別講義」を紹介します

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情報工学科では、学部生と大学院生を対象に「情報工学特別講義」を開講しています。この科目は、

  • 学科で学ぶ情報工学が産業界で実際にどのように活用されているか、
  • 情報工学が社会基盤や市民生活にどのように貢献できるか、
  • 情報工学が活用されている研究分野の最先端の動向、
等を知って、大学での学びや研究活動のモチベーションにつなげることを目的としています。

そのため、この科目では、毎回、学外の専門家を講師とした講義が行われます。産業界の第一線で活躍されている技術者の方や、学術界の最先端で研究活動をされている他大学教員の方をお招きしています。本学科のOBに講師を依頼する場合もあります。

今日は、三菱電機株式会社 奥田勝己さんをお招きして「組込みソフトウェアの開発 -宇宙機・人工衛星を事例として-」を講演していただきました

 

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聴講した学生からは、

  • 先端の宇宙関連産業の技術の高さに驚きました。
  • 企業での研究開発は、高い信頼性とコストとを追求しなければならないことが分かった。
  • 宇宙空間という特殊な環境で、多くの制限を受けながらのソフト・ハードの開発のたいへんさを実感した。
  • 今学んでいることが、将来どのような仕事につながっていくのか、というイメージを持つことができた。
  • 今まで受講してきた専門分野の講義の必要性がよくわかった。
などのレポートが提出されました。

 

最先端のICT工学も、その足下は情報工学の基礎や数学、物理学、そしてそれに取り組む人間の熱意が支えています。特別講義が学生の今後の学びに活かされることを願っています。