未来を創るIT技術者

受験生の皆さんや、学部学生に、「情報工学科を卒業してIT技術者になるっていうけど、ぶっちゃけどんな仕事するのですか?」と質問を受けることがよくあります。また、「情報系の仕事っていわゆる3Kなんでしょう?」と誤解に基づく問い合わせを受けることもあります。

IT技術者とひとくくりに呼んではいますが、その業務内容は本当に様々です。

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の広報誌『未来を創るIT技術者』が「IT技術者」について、わかりやすくまとめています。学生、受験生の皆さん、ぜひいちどごらんあれ。


「未来を創るIT技術者」のご案内(外部サイトへリンクします)



また、おなじくIPAが実施する情報工学の国家試験に、「情報処理技術者試験」があります。ICT分野では最も名の通った国家試験です。歴史ある試験なので、取得すると就職活動に有利に働くなど様々なメリットがあります。

情 報工学科ではこの情報処理技術者試験の受験を学生に勧めています。学科のカリキュラムは、レベル2「基本情報技術者試験」、レベル3「応用情報技術者試験 (旧称:ソフトウェア開発技術者)」に対応するように編成されています。本学科学生の基本情報技術者の資格取得率は、学部2年生でおおむね5%、3年生で およそ30%、4年生で40%程度です。学部3年生の夏には基本情報技術者試験の受験に役立つ集中講義「実践情報処理」を開講し、学生の勉強をサポートしています。さらに高いレベルの能力が問われる応用情報技術者試験の合格率は、学部4年生でおおむね5%程度ですが、大学院博士前期(修士)課程の学生の多くが修士を修了するまでに合格することを目指しています。

情報工学科での学びは、もちろん資格取得だけを目的にするような浅い学びではありません、しかし、しっかりと勉強すればその勉強の成果としてこういった資格を取得することも可能なのです。