研究室設備

動画像入出力ボード

NTSC/PAL/RGBをそれぞれデコード・エンコード する機能を備えた画像入出力ボードです。 画像データのデコード、エンコードには、 専用の画像処理ICを採用。IC制御により画像調整も可能です。 また、RGBエンコードには、汎用の10ビット3チャネDAコンバータを 使用することができます。VGA以上の解像度に対応したり、 ユーザ独自のエンコード回路を外部で設計し制御することができます。

PC クラスタ & メガプロト

基板加工機

LSIや抵抗,コンデンサ等を半田付けするための プリント基板を試作する機械です。 手作りで作るよりも接触不良などが起こりにくく, 何枚も同じ基盤を作ることができますが, 1枚加工するのに30分から1時間かかります。

96ch ロジックアナライザ

デジタル回路に流れる信号を計測する機械です。 最大96ビットの値を0.5ナノ秒ごとに計測することができます。 WindowsPCを内蔵しており,GUIで簡単に操作できます。

EDA/CAD (VDEC)

EDA(Electronic Design Automation)とは, 「半導体回路の設計から, それをプリントする基板の設計までの自動化」を意味する単語です。 つまりEDA/CADとは,EDAをコンピュータで支援する事,あるいは 支援するツール(群)の事です。

本研究室では、東京大学大規模集積システム設計教育研究センター (VDEC)の利用申請を行っており、 Cadence, Synopsys, Mentor Graphics社をはじめとする多くの EDA/CADベンダの最新ツールを利用することができます。

画像は設計したシステムの動作検証(デバッグ)の ために,VCS(Synopsys社のVerilog HDLシミュレータ)という ツールを用いて,動作の様子を波形表示させた一例です.
※Verilog HDL・・・ハードウェア記述言語の一つ.